「ebony & ivory」
音楽がお好きな方なら、このタイトルからポール・マッカートニーとスティーヴィー・ワンダーによるあの曲を思い出すかも知れませんね。
ピアノが好きな方だと、「黒鍵と白鍵」のことだとすぐにお分かりだと思います。
▼ これは機械で作ったのか?
さて、この精巧すぎる羊羹を作ってくれた功労者さんのことに触れさせてください。一見するとプリンターで印刷したみたいじゃないですか?違うんです。この羊羹はイラストも刷り込みもすべて手仕事によるものなんですよ。
コンセプトに共感頂いた敬愛するイラストレーターのTakanori Masutaniさんに、ピアノの鍵盤まですべて手書きで描いて頂いているんです。なのでよく見るとピアノの線は太さが違っていたり、少しだけ曲がっていたり、とても味わい深いものになっています。
2つの手、その持ち主の雰囲気が伝わってくる細かなニュアンスまで見事にリクエストに応えてくださいました。何度も何度も描き直して下さり有難うございました。
▼ あとこれも言わせて下さい。
2つの手、その指のポジションは、ポール・マッカートニーとスティーヴィー・ワンダーによる「ebony & ivory」の曲の出だしのコードを押さえているんですよ。
どなたにも気づいてもらえない可能性が高そうなので先に言っちゃいました。どうでもいいこだわりですね。だけどそういう所こそ譲れないんです。
▼ 大きな拍手を。
この繊細な手書きのイラストを、職人さんたちがすべて手刷りをしてくれています。無理難題をいつもはあっさりやってのけるさすがの職人チームも、『この仕事はシビれます。たくさん売るのはどうかご勘弁を』と冗談混じりに話していました。
実際、通常のジャズ羊羹の刷り込みの3〜4倍の時間をかけて仕上げてくれています。本当に素晴らしい仕事です。職人さんたちにも大きな拍手を送りたいと思います。
湯布院 ジャズとようかん
4th anniversary special
ジャズ羊羹
ebony & ivory
『異なる肌の色をした2つの手が、
仲良く連弾する姿』
音楽は人々を遠ざけるものではありません。近づけ繋いでくれる魔法のような存在だと考えています。
音楽が好きでたまらない私たちジャズとようかんからのメッセージを、少しでも感じとって頂けるこんなに嬉しいことはありません。
イラストの製作風景もちょっとだけですがご紹介しているので、動画もぜひご覧ください。 わずか1分です。ぜひ!
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